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 投資尺度

PER(株価収益率)

PER = (株価)/(1株利益)  [倍]

      株価水準の割高・割安を相対的に評価する代表的な尺度。実績よりも予想利益をベースにする場合が多く、利益成長力の高い企業・業種ではPERが高くなる。
      PER基準で皆が投資をしている場合、業績下方修正が行われると適正基準まで株価は下落することを意味する。しかし、利益が安定しない企業の場合、この指標で考えると株価が変動しなければならず、非合理的な部分がある。

PBR(株価純資産倍率)

PBR = (株価)/(1株当たり純資産) [倍]

      本来、企業が公表する貸借対照表上の資本合計(純資産)は解散価値とされるため、1倍を割り込むことは無いとされてきた。しかし、90年代半ばからPBRが1倍を割り込む企業が急増した。
      超優良企業で1倍を切っている企業は、ほとんど無い。逆に、期待だけで異常に高い企業もある。

ROE(株主資本利益率)

ROE = (税引き利益)/(株主資本) [%]

      株主から預かったお金でどれだけ効率よく利益を上げたかを示す指標。この指標は、外国人投資家が好む指標で、高ROE企業ほど外国人株主比率が高い傾向がある。
      資産は[(負債)+(資本)]である。資産の内訳において、社債などの有利子負債が大きい場合には、ROEは高くなる。しかし、有利子負債が高いと、支払い利子が大きくなるため、資金繰りが苦しくなる可能性が高くなる。
     最近は、ROEが大切と言われ、ROEを高めるために負債を多くする企業もあるが、こういう行動には疑問を感じる。

配当利回り

配当利回り = (1株当たり年間配当額)/(株価) [%]

      低金利の時に投資尺度として重要性を増す。1950年代前半には東証1部の有配企業の平均で10%を超えていたが、企業が固定的な配当政策を続けた結果、80年代半ばから1%を下回る水準にまで低下、投資尺度としては注目度が薄れてしまった。
      電力株は代表的な配当狙い株である。電力株の株価は値動きが比較的鈍く、配当が安定しているからである。(ただし、電力小売自由化後には、どうなるのかは未知である。)
      企業の中には、配当性向(税引き利益に対して何%を配当にするか)を決めているところもあり、決算時の利益に応じて配当が変動する企業がある。

ROA(総資産収益率)

ROA = 売上高利益率×総資本(総資産)回転率
ただし 売上高利益率 = (利益/売上高)
         総資本(総資産)回転率 = (売上高 /総資本)

      総企業に投下された総資産が、利益獲得のためにどのくらい効率的に利用されているかを示すもの。

PCFR(株価キャッシュフロー)

PCFR = (株価)/(一株当たりキャッシュフロー)

      PERよりも将来の成長性を重視した投資尺度。キャッシュフローが多いと言うことは、簡単な例は、売掛金が少なく、買掛金が多い状態。

PSR(株価売上高倍率)

PSR = (株価)/(一株当たりの売上高)

      設立後間もなく、利益より先行投資が重視される成長段階にあるベンチャー企業の株価水準を測る指標。売上が上がるということは、企業の得意分野が急成長しているということだが、アメリカネットベンチャーが倒れているのを見ると、怪しい部分もある。

株主資本比率

株主資本比率 = 株主資本/総資産 [%]

      この比率は高ければ高いほど良い。経営資源が先細りしている(中規模以下の)企業の場合、15%以下の企業は倒産の危険性が高い気がする。

BPS(1株当たりの純資産)

BPS = (純資産)/(発行株数)

<参考文献>

  • 「日本経済新聞」 2000年3月12日
  •  日経会社情報[2001-U春号]
  • 「imidas2000」,集英社
 

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